くるくる’s blog 〜自由を、自在に〜

日々考えていることや気づきをツラツラ★ そのうち、テーマ決める!

〜たしかな昔、けれど過去〜

何気ない日常の中で、ほんの一瞬。

ほとんど忘れていると言っても過言ではないくらいの「恋」を思い出すことがある。

 

もう数年前か。

私にもかつて、好きになった男性がいた。

 

最近の子たちに比べたら遅くて、20歳を過ぎた時にはじめてできた彼。

普通の恋人同士。

いろんなところにデートに行ったし、話もしたし、笑顔を見せあった。
もちろん、恋人らしい触れ合いもあった。

その時は、私にもこんな瞬間が訪れるんだと、まるで「奇跡」のように感じていた。

 

当たり前の日々が、来る日も来る日も訪れ、そして過ぎ去った。

 

気がつけば、もう数年前だなんてね。

 

過去のこととして受け止めつつも、目を閉じれば、昨日のことのように思い出される。

 

とくに思い出すのが、彼の特徴。

肌、髪質、標準体型といった視覚的なもの。

そして、彼特有の体臭。いつも安定したその香りが、私はすごく好きだった。

エピソードも色々あるけど、激しく喧嘩したとか、衝撃的な記憶がより鮮明だ。

あの人とは、色々あった。

 

もういい加減忘れる、忘れなきゃと思っているけど、案外忘れないね。

しばらくは、私の中にとどまっているだろう。

 

めまぐるしく変化する日々の中でも、これだけは変わらない。

 

時々近況が気になるけど、すぐにそれは右から左へ。

きっと、いつまでもそんななんだろう。